茶碗蒸しは江戸時代の京都で生まれ、大阪・長崎に広まったと言われる伝統京料理で、柔らかく作る程おいしいとされています。 また具を変えることにより、季節感を演出できます。 春:空豆・筍(冷やしても○) 夏:はも・焼き穴子・梅肉・枝豆 秋:松茸・銀杏・柚子・帆立 冬:鱈の白子・牡蠣・百合根・かに
卵液
えび餡
卵液を作る。 ボウルに卵を入れて泡立てないようにときほぐし、牛乳・薄口しょうゆを加えて万能こしで卵液をこす。
むきえびは背腸を除いて7~8mmに刻む。生しいたけは軸を除いて飾り切りにし、三つ葉は1cm長さに切る。
1を耐熱性の器に流し入れ、ペーパータオルで気泡を取る。 蒸気の上がった蒸し器に入れて、中火で3~4分表面が白くなるまで蒸し、弱火にして5分蒸す。
3に生しいたけをのせてさらに5~6分蒸し、竹串をさして澄んだ汁が出たら、蒸し上がり。
えび餡を作る。 鍋にだし汁・薄口しょうゆ・塩・酒を入れて火にかけ、ひと煮たちしたら刻んだむきえびを入れ、水溶き片栗粉を加えて混ぜ、とろみがついたら火を止める。
4に5を注ぎ、三つ葉を散らす。
蒸し器の代わりに、ル・クルーゼのお鍋を使ってもきれいに茶碗蒸しが作れます。その際は、鍋に2cm程度の水を入れ、沸騰したら茶碗蒸しの入った器を入れて蓋をし、弱火で3分蒸した後、火を止めてそのまま20分おきましょう。 またうどんを入れると、ボリュームのある小田巻き蒸しが出来ます。