酒粕はもろみから酒を搾り取った残りかすのことで、元々は日本酒が造られる12~2月に売られていました。 そんな酒粕は、たんぱく質・繊維が豊富に含まれている他、ペプチドやアミノ酸・酵母が含まれており、血圧降下作用があります。 また、ビタミンB1・B2・B6が含まれており、美肌効果が期待できます。
大根・人参はそれぞれ5mmの厚さのいちょう切りにし、ごぼうは斜め薄切りにする。
油揚げ・こんにゃくはそれぞれさっと茹で、油揚げは短冊切りに、こんにゃくは色紙切りにする。 三つ葉は1cmの長さに切る。
鍋にだし汁と1の野菜、2のこんにゃくと油揚げを入れて火にかけ、野菜が柔らかくなるまで煮る。
酒粕に、3のだし汁を少量加えてしばらく置き、よく練りつぶす。
3の鍋に4を加え、一煮立ちさせる。
5に信州味噌を溶き入れ、仕上げに牛乳を加える。
器に6を入れ、三つ葉を散らす。
STEP 6で、味噌や牛乳を加えた後にぐつぐつ煮立ててしまうと風味が損なわれてしまうので、煮立てないようにしましょう。酒粕は一度煮立てるとアルコール分が飛び、お子様も安心して食べられるようになります。また体を芯から温めてくれるので、寒い冬にぴったりです。