製造工場では、牧場から届けられた生乳に、脂肪分と無脂乳固形分を調べる「乳成分検査」、総菌数を調べる「衛生的検査」、風味をチェックする「官能検査」を実施し、全ての検査に合格した生乳を受け入れています。
「明治おいしい牛乳」シリーズの原料となる生乳は、このような検査に加えてさらに、当社の研究所でも定期的に検査、分析を行なった、こだわりの生乳を使用しています。
「明治おいしい低脂肪乳」は生乳の他に氷点濃縮仕立ての乳原料を使用しています。
脂肪分を取り除いて作られる低脂肪乳は、牛乳よりもコクが低下してしまうため、コクを補うために濃縮した乳原料を使用しています。
しかし、一般的な濃縮製法で作られた乳原料は、濃縮時に熱を加えるため、風味に乏しく「新鮮なおいしさ」を再現できませんでした。
そこで開発されたのが、熱を加えずに乳原料を濃縮する「氷点濃縮製法」です。
脂肪分を取り除いた生乳中の水分のみを凍らせ取り除き、熱を加えずに濃縮することで、「新鮮な香りと豊かなコク」を実現しています。
「新鮮な生乳のおいしさ」をお届けするために生まれた製法です。生乳に含まれる酸素を追い出し、 牛乳の風味を向上させます。この製法により、 「生乳本来の自然でさわやかな香り、 ほのかな甘み、 まろやかなコクはそのままにすっきりしたあと味」を味わうことができるのです。
「明治おいしい牛乳」シリーズは、生乳を工場に受入れた直後と、酸化が特に進む加熱殺菌前に酸素を追い出すナチュラルテイスト製法で風味変化を抑えています。
ナチュラルテイスト製法を動画でわかりやすく解説しています。
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